2020年に小学校でプログラミングが必修になります。
また「LITALICOワンダー」などの子供のプログラミング教室などが近年増えています。
それほど将来プログラミングやプログラミング思考、ITへの知識などが重要になっているということですね。
そしてこのプログラミングの必修化が発達障害や発達障害グレーの子供には良いことだと思っています。
なぜ発達障害の子供はプログラミングを学んだ方が良いのか
ではなぜ「発達障害の子供にはプログラミングが良い」のでしょうか。
好きなことならば熱中できる
発達障害は得意なこと、好きなことはとことん熱中して能力を伸ばすことが出来ます。
ADHD傾向がある方なら「過集中」といって好きなことならば長時間集中することも可能です。
発達障害の方が熱中しやすいことはデザインやシステム開発などのものづくり系が多いです。
ものづくりならばプログラミングを駆使すれば可能性は無限です。
そしてプログラミングは熱中すれば熱中するほどできる事の幅を広げることが出来ます。
得意を更に得意にすることに秀でている発達障害の方にはプログラミングはとても相性が良いです。
発達障害の頭の中はアイデアの宝庫
「発達障害は集中が出来ない」と言われることがあります。
僕もそうなのですが、これは頭の中に次から次へと様々なことを思いついてしまうから注意が散漫になってしまいます。
場合によっては悪い印象を与えてしまいますが、プログラミングを学ぶならば様々なことを思いついた方が良いです。
アプリやWebサービスは0から作り上げなくてはいけません。
それにはアイデアが必要なのですが、アイデアを出すことに関しては発達障害は優秀です。
そしてアイデアを形にするにはプログラミングは絶好のツールになります。
実際にマイクロソフトのビル・ゲイツ、アップルのスティーブ・ジョブズ、Facebookのマーク・ザッカーバーグなども発達障害と言われています。
プログラミングが発達障害の考えと似ている
発達障害にはADHD、アスペルガー症候群、LDなど様々な種類がありますが、以下のような特徴を持っていることがあります。
- 発達障害は曖昧な表現を理解することが苦手
- 発達障害はマルチタスクが苦手
- 発達障害は自分のこだわりがある
次にプログラミングの特徴をご紹介します。
- プログラムは正確に実行される
- プログラムは上から順に命令が実行される
- プログラムはルールが絶対
実は発達障害の考え方や特徴とプログラミングの性質は似ていることが多いのです。
その分普通の子供たちよりも発達障害の子供たちの方がプログラミングを理解しやすいかもしれません。
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