社会人になってから自分が発達障害だと気付く理由について考えてみた【大人の発達障害】

仕事・働き方

『大人の発達障害』という言葉は最近よく聞くようになりました。
僕もそうなのですが、学生時代には自分が発達障害だなんて微塵も考えていなかったのに社会人になってから「自分は本当はそうなのかもしれない」と思い始める方が案外多いです。

では、なぜ社会人になってから発達障害と気付く人が多いのかについて考えてみたいと思います。

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個人でやらなければいけない仕事が増える

学生でも社会人でもやらなければいけないことはあります。
ただ、やらなければいけないことを終わらせるための過程が異なります。

学生は周りと協力しやすい環境にいる

学生時代でも課題やテストなどやらなければいけないことはありました。
ただ、自分もやらなければいけないけれど周りのクラスメイトも同じことをやらなければいけないという状況なんです。

同じ課題をしているのであれば周りと協力して終わらせることが出来ます。
たとえ自分が苦手な部分があろうともなんとかなりました。

社会人は基本的に個人で解決しなければいけない環境にいる

その状況から一変して社会人になると、やらなければいけないことはあるけれど周りには周りの仕事があり、自分の仕事は基本的に自分の力でなんとかしなくてはなりません。
自分が得意な仕事であれば問題ありませんが、自分が苦手な仕事ですと出来ないことがわかりやすく実感できてしまいます。
周りに聞くことで解決できることもありますが、結局周りの時間を無駄に使わせてしまっていることにも気がついてしまいます。

このようなことから社会人になることで、学生時代には気付くことがなかった(もしくは気づいてもさほど問題にならなかった)自分の欠点が浮き彫りになります。
自分の欠点が浮き彫りになることで周りよりも劣っている、つまり発達障害なのではないのかと思うようになります。

自分でタスク管理をしなければいけない

学校にいる時と会社にいる時の時間の使い方にも大きな違いが現れます。

学校はタスクがきっちりと分かれている

9:00からはは数学、10:00からは化学みたいに学校の授業って時間でキッチリと分かれていましたよね。
大学になって選択する授業が自由になったとしても各講義の開始時間と終了時間は決まっていました。

つまり学生はすでに用意されているタスクを行う、もしくはタスク管理をするとしてもコマ数分の数タスクだけです。
学生時代ではそれだけでも面倒だと思っていましたが社会人とは比べ物にならないくらい簡単だったんですね。

会社はタスク管理を自分で行わないといけない

社会人にとってタスク管理を行うことは重要です。
ですがとてつもなく複雑になります。

まず時間に区切りがありません。あっても昼休みくらいですかね。
その中で期限がある仕事、自分だけでは完結しない仕事、定期的に行わなければいけない事務作業などを自分で優先順位を決めて取り組まなければいけません。
さらに、予定を完璧に決めても想定外の対応や問題が発生するかもしれません。

発達障害傾向のある方の多くはタスク管理が苦手です。
特にマルチタスクの管理に至ってはどう頑張っても上手くできません。

しかしタスク管理が出来なければ仕事の漏れやミスを連発してしまうことでしょう。
特に、周りが難なく出来ているのに自分だけ出来ず怒られてしまうと精神的にも辛くなってしまいます。
その結果自分は周りよりも劣っているんだと思うようになってしまいます。

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まとめ

社会人と学生の違いは多々ありますが、発達障害傾向がある人にとって大きく関わる違いはこんな感じかなと思います。

  • 自分の得意不得意が顕著に現れてしまう
  • 不得意なことでもなんとかしなければいけない場面が多い
  • 出来ないとより周りと比べられてしまう

発達障害は得意不得意が普通の人よりも分かりやすく出てしまいます。
得意なことならば良いのですが、不得意なことはどう頑張っても不得意なままです。
この『不得意』な部分が出やすい社会人になったことで発達障害と気付く人が多いのかなと思います。

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