混合型ADHDの人に向いている仕事は?おすすめの職業4選を解説

混合型ADHDが向いている仕事 仕事・働き方
こんな人におすすめマルチタスクが苦手
自分なりのこだわりがある
興味対象が多岐にわたる

世の中にはADHDが普通の人よりも活躍できる仕事が存在します。
特にADHDの特性である「不注意・多動性・衝動性」が満遍なく現れるならば自分の興味とマッチさせた仕事をすることでより力を発揮できます。

混合型ADHDにとっての弱みを避け、強みを活かせるような仕事に就くことで誰よりも成果を出すことが出来ます。

この記事では混合型ADHDに向いていてる仕事・活躍できる仕事をご紹介します。

不注意優勢型ADHDの人に向いている仕事は?おすすめの職業4選を解説
こんな人にオススメ忘れ物やケアレスミスが多い 淡々な作業だと集中力を持続することが難しい 発想力や想像力が強い アイデアを出すことが好き 世の中にはADHDが普通の人よりも活躍できる仕事が存在します。 特にADHDの特性である「不...
多動性・衝動性優位型ADHDの人に向いている仕事は?おすすめの職業3選を解説
こんな人におすすめ気が散りやすい じっとしていることが苦手 行動力がある 決断が早い 世の中にはADHDが普通の人よりも活躍できる仕事が存在します。 特にADHDの特性である「多動性・衝動性」が強く現れるならば自分でアクティブに身...
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混合型ADHDとは

ADHDの代表的な特性「不注意・多動性・衝動性」の3要素が満遍なく現れるADHDのことを混合型ADHDと言います。
世間一般が考えているADHDのイメージはこの混合型です。

ただ、3要素が満遍なく現れると言っても均等では無く人によって現れる特性の比率はバラバラです。

不注意が強く現れる場合は「不注意優勢型ADHD」、多動性・衝動性が強く現れる場合は「多動性・衝動性優位型ADHD」と言ったりもします。

混合型の強み

混合型の仕事上での強みは以下のようなものがあります。

  1. 多くのアイデアを考え実際に試すことが出来る
  2. 失敗しても何度でも試行錯誤して挑戦する
  3. 興味の対象範囲が広い

不注意・多動性・衝動性はそれぞれ独立しているわけでは無く、時にはそれぞれの特性が掛け合わさります。

例えば、不注意の「発想力」と多動性の「行動力」が掛け合わされることによって多種多様なアイデアを考え、実際に試してより良い結果を出すことが出来るかもしれません。

混合型の弱み

混合型は以下のような仕事上の弱みがあります。

  1. ルールや規則を守ることが苦手
  2. 落ち着きがない
  3. 後先考えずに行動してしまう

弱みに関しても3要素が絡み合ってしまうことがあります。
また独立してみれば長所なのに掛け合わされることによって短所となってしまう場合もあります。

例えば、衝動性の長所である「決断力」が不注意の「ケアレスミスの多さ」によってルールを無視して行動してしまうことも考えられます。

混合型ADHDに向いている仕事4選

ここからは混合型ADHDに向いている仕事を具体的に紹介します。

ADHD本来の強みである集中力、行動力、決断力などを活かせる仕事を選んでいます。

起業家

起業家とは、「自分自身で新しい事業や会社を興した人」を指します。
ADHD-起業家
実はメンタリストとして有名なDaiGoさんも過去の動画でADHDは起業家に向いていると話していました。

メンタリストDaiGoが教えるADHDが有利な仕事とは!?
普通の人にとって何でもない事務作業でも、上手く行えず辛い経験をしたADHDの方は多くいるかと思います。 その経験から「自分は誰でも出来ることさえ出来ない」と考えてしまうかもしれません。 そんなADHDの方に向けた動画をメンタリストの...

なぜADHDは起業家に向いているかと言うと、起業家に必要な決断力・事業に全身全霊を捧げる能力・人よりも集中することができる能力などをADHDが持っている可能性が高いためです。

世界で有数なグループ企業であるヴァージングループを創業したリチャード・ブランソンさんもADHDであるとおっしゃっています。
Appleの創始者スティーブ・ジョブズさんやfacebookのマーク・ザッカーバーグさんもADHDと噂されています。

研究者

研究者の仕事は専門分野でまだ見ぬ発見をすることです。
分野は医療や食品技術、運転技術、地理など幅広く世界中で研究が行われています。

世界がどんどん便利になるのは研究者がいるからでしょう。

ADHD-研究者

そんな研究者ですが、世界にない新しい技術を発見するため柔軟なアイデアと途方も暮れるほどの試行錯誤を行わなければいけません。
ADHDにとっては大量のアイデアと試行錯誤の繰り返しは得意です。

もし、特定の分野に特出した才能や興味があるのであれば研究者を目指してみてください。

Webマーケター

マーケティングとは「売り込みをしなくても物が売れる流れを作成する」ことです。
Web上でその流れを作ることをWebマーケティング、Webマーケティングを仕事としている人をWebマーケターと言います。
インターネット社会である今日においてWebマーケターの需要は高いです。
ADHD-Webマーケティング
Webマーケティングは検索上位にサイトを上げたり、SNSの効率的な運用を考えたりします。
ただしWebマーケティングに正解はありません。

なぜかと言うと、検索順位はGoogleやYahooが決めていますが検索順位の決め方は公表されていないからです。
さらに検索順位の決め方は定期的に更新されます。

「その時代に合わせてユーザーにとって最も有益な情報を検索順位上位に出すため」と考えれば妥当ですね。

そのためWebマーケターは試行錯誤を繰り返す行動力が必要になります。
また、Webマーケティングは基本的に自分のためではなくクライアントのために行うため、自分のためよりも誰かのために行動した方が能力を発揮できるADHDにとっては向いている仕事と言えます。

YouTuber

最近では小中高生からも人気の職業となっているYouTuberもADHDに向いています。
ADHD-Yotuber
YouTuberは想像よりも大変な職業で動画のアイデアを考え、撮影し、編集するといった作業をしなければいけません。
特にアイデアを出し続ける作業はなかなかハードな作業ではないでしょうか。

アイデアを出す点で言えばADHDにとっては得意分野になります。
またADHDは個性が強い人が多いので他のYouTuberと差別化もできるかもしれません。

ただ、自分が出すアイデアの傾向と時代にニーズが合っていないと成功するのは難しそうですね。

まとめ:混合型ADHDが向いている仕事

この記事では混合型ADHDが向いている仕事事例として4つ紹介しました。

  1. 起業家
  2. 研究者
  3. Webマーケター
  4. YouTuber

ADHDにとっては行動力やアイデアを出す能力が必要とされる職業が向いています。
さらに自分が好きな分野ならばより良いです。

今回は現代に合わせた職業をピックアップしましたが、世の中には数えきれないほどの仕事が存在します。
自分が向いている仕事を妥協せずに探してみてください。

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