多動性・衝動性優位型ADHDの人に向いている仕事は?おすすめの職業3選を解説

多動性衝動性優位型ADHDが向いている仕事 仕事・働き方
こんな人におすすめ気が散りやすい
じっとしていることが苦手
行動力がある
決断が早い

世の中にはADHDが普通の人よりも活躍できる仕事が存在します。
特にADHDの特性である「多動性・衝動性」が強く現れるならば自分でアクティブに身体を動かす仕事が得意です。

多動性・衝動性優位型ADHDにとっての弱みを避け、強みを活かせるような仕事に就くことで誰よりも成果を出すことが出来ます。

この記事では多動性・衝動性優位型ADHDに向いていてる仕事をご紹介します。

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多動性・衝動性優位型ADHDとは

ADHDの代表的な特性「不注意・多動性・衝動性」の中で多動性・衝動性の部分が主に現れているADHDのことを多動性・衝動性優位型ADHDと言います。

じっとしていたり制限が多いことは苦手ですが行動力がありエネルギッシュな面もあります。

多動性・衝動性優位型の強み

多動性・衝動性優位型の仕事上での強みは以下のようなものがあります。

  1. 行動力がある
  2. 決断力がある
  3. 失敗しても何度も挑戦する
  4. 好きなことならば高い集中力を発揮する

多動性・衝動性優位型ADHDの長所はやはり「行動力と決断力が高い」ことです。
頭で考えるよりも身体が動かすことが出来るのでより早く行動したもの勝ちな仕事が向いています。

また、過集中といって興味があることに対してならば高い集中力を維持できるという強みもあります。

多動性・衝動性優位型の弱み

多動性・衝動性優位型ADHDには以下のような仕事上の弱みがあります。

  1. じっとしていることが苦手
  2. 毎日同じ作業をすることが苦手
  3. 興味がないことをすることが苦痛
  4. 制限が多いと圧迫感が出てくる

衝動的に興味があることを行いたい気持ちがあるため、それを抑えて興味がないことや退屈なことを行う際には苦痛と不満が溜まってしまいます。
エネルギーが有り余っているので行動や作業の進め方を制限されてしまうと思ったような成果を出すことができません。

多動性・衝動性優位型ADHDに向いている仕事3選

ここからは具体的に多動性・衝動性優勢型ADHDに向いている仕事の一例を紹介します。

多動性・衝動性優位型ADHDが持つ行動力や決断力を活かせるような仕事を抜粋しました。

カメラマン・フォトグラファー

本やWebサイト、写真集などに使用されている写真を撮影するカメラマンやフォトグラファーは向いている仕事の一つです。
仕事は大きく分けてクライアントに指定された写真を撮影する商業写真の撮影と、個人で作品として写真を売るアート写真の撮影があります。

多動性・衝動性優位型ADHDにとってはアート写真を撮影するカメラマンが向いています。
アート写真は商業写真と比べて個性が実力に強く現れます。

カメラマンは想像よりもアクティブです。
風景を撮影するためにはその場所に行かなければいけないですし、人物を撮影するにしてもイメージにあった撮影場所に移動する必要があります。
そのため多動性・衝動性優位型ADHDにはカメラマン・フォトグラファーは向いていると言えます。

最近はPIXTAなど個人で撮影した写真を販売できるサイトもあるので写真撮影に興味があるのであればこの辺りから試してみてはいかがでしょうか。

ブロガー・アフィリエイター

ブロガーとは自分のブログ上で記事を書いている人のことです。

アフィリエイターとは自身のブログやSNSで商品を紹介して商品を売る人のことです。A8.netもしもアフィリエイトなどといった仲介サービスを利用して紹介する商品を選んでいます。

ブロガー・アフィリエイター共に文章を書く仕事ですが、記者やライターと違い書く内容にある程度の自由があります。
興味がないけれど商品単価が高い商品を紹介する方もいますが、自分の興味があることを自分の言葉で発信したり紹介することができるのがブロガーやアフィリエイターです。

また、記事を闇雲に書いても最初はほとんど読まれません。
様々な試行錯誤を実施してこそブロガーやアフィリエイターとして成功できるためエネルギーが有り余っている多動性・衝動性優位型ADHDにとっては向いています。

プログラマー・エンジニア

スマホやパソコンで使用しているアプリやソフトウェア、あなたが見ているWEBサイトなどは全てプログラムで作成されています。
そんなアプリやサイトを作成するプログラマーやエンジニアも向いています。

プログラマーは一つのアプリを作成するために多くの試行錯誤を繰り返しています。
どうすれば使いやすくなるのか、どんな機能を追加すれば良いか、などといったことを考える必要があります。
多動性・衝動性優位型ADHDはそんな試行錯誤を繰り返すためのエネルギーを持ち合わせています。

また、プログラマーやエンジニアはパソコンがあれば仕事ができます。
そのためフリーランスとして自由度の高い働き方も望めます

すでにアプリやソフトウェアは生活になくてはいけない必需品になっています。
今後も需要は上がり続けるためオススメの職業です。

向いていない仕事の特徴

反対に多動性・衝動性優位型ADHDが向いていないとされる仕事の特徴は以下のようなものがあります。

  • 制限が多い仕事
  • 興味の持てない仕事

多動性・衝動性優位型ADHDにとって身体的にも精神的にも制限がかかるような仕事は向いていません。
例えば、事務職のようにほとんど動かないような仕事や勤怠時間がきっちりと決まっている仕事などです。

また、待遇や給与を優先して興味の持てない仕事に就いた場合も本来の能力を十分に発揮することができません。

まとめ:多動性・衝動性優位型ADHDが向いている仕事

この記事では多動性・衝動性優位型ADHDが向いている仕事例として3つ紹介しました。

  1. カメラマン・フォトグラファー
  2. ブロガー・アフィリエイター
  3. プログラマー・エンジニア

多動性・衝動性優位型ADHDにとっては自由度の高く、自分の個性を活かせるような仕事が向いています。
さらに、自分が興味を持てるような仕事ということも重要です。

こちらの記事を参考に自身にあった仕事を探してみてください。

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