人は普通、頭の中で他人の顔や風景を思い浮かべることが出来るそうです。
「出来るそうです」と書いた理由は、僕が思い浮かべることが出来ないから、それが普通だと思っていたからです。
そんな症状のことを『アファンタジア』と呼びます。
今回の記事ではアファンタジアについてご紹介します。
アファンタジアとは
もしも、頭の中で何も思い浮かべることが出来なくなったとしたらあなたはどうしますか?
アファンタジアとは頭の中で視覚的イメージを行うことが出来ない症状のことを指します。
また、人によっては視覚だけでなく嗅覚や触覚、聴覚などの5感のイメージが頭の中でイメージすることが出来ません。
例えば、家族の顔を思い浮かべてみてください。
生まれた時から見ている顔なので、鮮明でなくともある程度は思い出せるでしょう。
例えば、小説を読んでみてください。
挿絵などなくても、文章から舞台風景が思い浮かんでくるでしょう。
感性の強い人ならば風景だけでなく、音が聞こえたり匂いがしたりするかもしれません。
これらのことがアファンタジアは行うことが出来ません。
イメージの仕方がわからないとも言えます。
ただ、なぜこのような症状が発生するのか、どのような人が発症するのかなどの根本的なところはまだわかっていません。
筆者の場合はどんなアファンタジアか
僕の場合はどのようなアファンタジアなのかをご紹介します。
ただ、アファンタジア自体がまだ曖昧なものなので実際にアファンタジアなのかは定かではありません。
視覚的イメージが出来ない
僕の場合は、視覚的イメージを思い浮かべることが全く出来ません。
特に人の顔が全く思い浮かべることが出来ません。
親しい友人や家族でも、「どんな顔?」と聞かれても答えることが出来ません。
さらに、今まさに目の前にいる人の顔ですら目をつぶってしまえば、一切思い出せません。
記憶喪失などではない
頭で思い出せないということは、その人のことを忘れてしまっているのではないのかと思われるかもしれませんが、そういったことではありません。
知っている人ならば、会えば誰なのかはわかります。
顔のイメージは出来ないですが、名前を聞けばどんな人かもわかります。
記憶はしているのですが、それをイメージとして取り出せないのではないかと思っています。
日常的に問題はあるのか
顔や風景をイメージできないため、他人に説明する時は困ってしまうこともあります。
ですが、「忘れている」訳ではないので問題なく過ごせています。
アファンタジは自覚すると違和感は出てきますが、自覚せずに普通に生活している人もいます。
そもそも人の頭の中と自分の頭の中を比べることが出来ないですから。
まとめ
まだまだわからないことが多い『アファンタジア』
これから徐々に解明されていくことを良いですね。
新しい情報がありましたら随時更新していこうと思います。
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