ADHDの処方薬である「コンサータ」ですが、最近は集中力が上がる薬みたいな印象になりつつあります。
そのため、健常者でもコンサータを飲みたいと思う人が出てきているかなと感じます。
では、実際に普通の人がコンサータを服用したらどうなるのでしょうか。
僕は医者ではないので確実なことは言えませんが予想して書いてみます。
基準として、僕がコンサータを服用した時に感じたメリット・デメリットをそのまま健常者にも現れるという過程で書きます。
集中できすぎてすぐに疲れる
僕が服用した時のメリットとして、前よりも集中することができるようになりました。
服用前は長時間集中することができずに、すぐ集中力が切れていました。
それでも服用したことで人並みに集中することができるようになりました。
普通の人がコンサータを服用することで、今以上に集中できるようになると思います。
しかし、普通に集中できるのにさらに集中できてしまうとずっと何かに神経を尖らせる状態になってしまいすぐに疲れてしまうはずです。
とてつもなくイライラする
コンサータはドーパミンに作用します。
ADHDの人はドーパミンが人よりも少なく、コンサータを服用することで健常者に近い量になります。
健常者が服用してしまうとドーパミンが無駄に出過ぎてしまうかもしれません。
ドーパミンが出過ぎてしまうと感情の起伏が大きくなりすぐにイライラしてしまうのではないでしょうか。
また、無駄にエネルギーを使うのでさらに疲れてしまいます。
どれだけ疲れていようが眠れない
僕がコンサータを服用した結果、一番改善したことが、日中の眠気がなくなったことです。
今まではどれだけ夜寝ても、日中も眠くなってしまいかなり大変でしたが劇的に改善しました。
それでも副作用として、なかなか眠ることが出来ないことがあります。
それを夜普通に寝て、日中は普通に行動することができる健常者がコンサータを服用したらどうなるでしょうか。
おそらくですが、本当に寝ることができなくなるかもしれません。
どんだけ疲れていて早く休みたくてもです。
食欲減退はそのまま現れる
ADHDの方にとってはメリットでも健常者にとっては決してメリットにはならないことが多いはずです。
ですが、ADHDの方にとってのデメリットはそのまま健常者にもデメリットととして現れると思います。
その代表的なデメリットが「食欲減退」です。
食欲減退は思ったよりもきついです。
人間ですのでお腹は空きますがそれでも食べる気が起きないので、ただただ辛いだけです。
まとめ
この記事を書きながら健常者に起こる変化を考えていたんですが、見事にデメリットしかありませんでした。
やっぱり市販されていない薬って誰でも飲んではいけないそれなりの理由があるんですね。
この記事を見てみてコンサータは「超人になれる薬」ではなく、ただ「不足を補ってくれる薬」とわかってもらえると幸いです。
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