ADHDの特性上、周りに無駄な物が多いと集中できなかったり、更に散らかってしまう等のデメリットがあります。
そのため、僕は現在ミニマリスト(少ない所持品で快適に暮らす人)を目指しています。
今回はADHDの特性を考えた上で自分なりに決めたミニマリストになるための最初のルールについてご紹介します。
断捨離をする際には事前にミニマリストについての情報を収集しない
まず『物を減らすためのルール』ですが、僕は効率的な断捨離方法といったノウハウを事前に調べないことにしました。
情報を収集することに集中してしまい実行に移せない
ADHDの人は別の物に集中してしまうと本来の目的に行動を移すことが出来なかったり、本来の目的そのものを忘れてしまうこともあります。
もし実際に断捨離をする前に、断捨離について本やインターネットで調べようとすると、「断捨離を調べること」に集中してしまい本来の目的である「断捨離を行うこと」が全く進まない可能性があります。
ADHDの人にとって、本来の目的を行うためにはその前にタスクを一切入れないことが確実です。
一般的な断捨離ノウハウがADHDにとっては有効でない可能性がある
ADHDは特性上、得意不得意が普通の人と違います。
例えばADHDはスケジュールやタスク管理が苦手です。
しかし、もし一般的な断捨離ノウハウに「まずスケジュールを立てましょう」と書いてあったら断捨離を実行する前にやる気を無くしてしまう自信があります。
一般的なノウハウは多くの人にとっては有効かもしれませんが、発達障害傾向がある人にとっては合わないこともあります。
それならば、事前に情報を得る方法はデメリットの方が大きい気がしたので自己流となろうとも実際に断捨離を行なった方が良いという結論に至りました。
物を買うときは先人のミニマリストを参考にする
断捨離をする場合とは反対に、何かを購入する時には先人のミニマリストたちが発信している情報を参考にしようと考えました。
物を買うときの選択肢を最初に減らすことができる
物が溢れかえっている世の中なので、購入者側からしたら選択肢はほぼ無限にあります。
Tシャツ一枚とってもブランド、デザイン、素材など多くの観点から選ぶことが出来るようになりました。
選択肢が多いことは個性を出しやすい、自分が気に入った物を見つけやすいというメリットがありますが、ADHDにとっては選択肢が多すぎてしまうと何に注目すれば良いのかわからなくなってしまい結局何も決めることが出来なかったということになりかねません。
それならば、ミニマリストの方々から情報を得ることで購入する物の選択肢を減らすことが出来ます。
目的を持って買い物をすることができる
ADHDの方の中には、衝動買いをして後から後悔してしまった経験がある方もいるかと思います。
僕も衝動買いをしてしまうことがありますが、衝動買いをしてしまうときは決まって目的も無しに買い物に行った時です。
ADHD傾向があると、目的が無い時ほど普段使わない物が気になってしょうがなくなってしまいます。
そしてその時の感情だけで物を買ってしまいます。
ミニマリストになろうとしているのに無駄なものを買わないために、事前に情報を調べておき必要な物だけを買いに行くようにすれば他のものに目移りしにくくなります。
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