ADHD傾向の人は部屋が散らかってしまうことがあります。
何年も着ていない洋服が散乱してしまっている経験がある方もいるかと思います。
僕も着ない洋服がたくさんありすぎて困っていた時期があります。
そんな時に行った洋服の断捨離方法についてご紹介します。
ADHDにとっての洋服を捨てる基準
断捨離を行う上でまずやらなければいけないことは、いらない服を捨てることです。
服を捨てる基準はある程度明確に決めておいた方が思いっきり断捨離を進めることが出来ます。
持っていた記憶がない服は捨てる
服の断捨離を始める際には、自分が今持っている服を一旦全て出してみます。
そんな時に、
「こんな服持ってたんだ」
「そういえばあの時に買ったな」
と思った服は問答無用で断捨離して良いです。
ADHDに限ったことでは無いですが、『記憶にすらない服 = 興味が全くない服』なので、今後着る機会は無いです。
これ必要かな?と思ったら捨てる
記憶にすらない服を断捨離した後は、その服を所持する必要性について考えてみましょう。
- どんな時に着る服なのか
- 同じような服を複数枚持っていないか
- 自分の体型や年齢に合っているものなのか
- 将来的には必要かもしれないけど今必要なのか
などです。
もしもその服を所持する必要性を思いつくことが出来なかったら、今の自分には必要の無い服と考えて良いです。
さらに、ADHDにとって必要が無いものを残したままにしてしまうと、「本当に残したままで良いのか?」と無駄に考えすぎてしまう可能性があります。
ADHDは気になってしまうといつまでも頭の片隅に残るので、すっぱり断捨離した方が頭もスッキリします。
ADHDにとっての残しておく洋服の基準
残しておきたい服の基準も決めた方が良いです。
断捨離をするつもりがなかった服でも、必要かどうかと考えるとそうでもないと思える服も出てくるかもしれません。
シンプルな服は残しても良い
ADHDはものに対する興味の移り変わりが激しいです。
それは服に対しても一緒で、買った当時は気に入っていても時が経つと興味がなくなり着なくなってしまいます。
特に派手な服や特殊な形の服は、気に入っているときは何回もリピートするけど、興味がなくなると全く着なくなります。
その点でいえば、無地やワンポイントが入ったようなシンプルな服は興味の移り変わりがそこまでありません。
シンプルな服ならば、場面や時期にあまり縛られることもなく着ることができるので残しておいても良いかなと思います。
ただ、シンプルな服は残しても良いと言っても必要以上に残してしまうことにならないよう気をつけましょう。
洗濯を行う頻度にもよりますが、週一で洗濯をするのであればTシャツは最高でも7枚で足りるところを10枚も持つ必要はありません。
最高に気に入っている服は残すべき
ADHDはものに対する興味の移り変わりが激しい反面、最高に気に入ったものは他の人よりも深く気に入ることが出来ます。
断捨離をすると言っても、最高に気に入っている服は絶対に残すべきです。
たとえそれがどんだけ個性的なものだとしてもです。
きっとその服があなたの個性となります。
ADHDにとっては、バランスを考えるよりも個性を伸ばす方が成功しやすいですし、幸福度も上がります。
この考えは服に対しても適用できるはずです。
ADHDに限らず言えることではありますが、最終的に残す服は、
- シンプルな服
- 最高に気に入っている服
が理想では無いかと考えています。
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