Amazonから発売されているロングセラー商品である電子書籍リーダーの「Kindle」。
僕もKindleを愛用させていただいていますが、おすすめの商品であることは間違いないです。
そんなKindleですが、今回はADHDからの目線で良いのか悪いのかレビューしていこうと思います。
Kindleとは
レビューの前に簡単にKindleの説明をします。
Kindleとは、Amazonから発売されている電子書籍リーダーのことです。
タブレットのような形をしていますが、本を読むことに特化した端末になります。
最大の魅力は片手で持てる端末に本数千冊分のデータを入れることが可能ということです。
また、読書専用端末というだけあってディスプレイのさわり心地が紙のように少しザラザラしていることが特徴です。
Kindleの良い点
僕がKindleを使った中で良かった点をご紹介します。
良い点はADHD目線だけでなく一般的にもメリットになることかなと思います。
部屋が片付けられる
まずKindleを持つと、紙の本を買わなくて良い場合が増えるため部屋に置いておく本の数が減ります。
ADHDは一般的に部屋が散らかりやすい傾向にあるため、極力ものを減らした方が快適な生活ができます。
本に限って言えば、Kindleを使うことで所有しているものの量を減らすことができます。
ただし、Kindleは小説や自己啓発本などの活字メインの本を読むのには最適ですが、図が多かったり絵がをカラーで見たい場合にはおすすめできないので、完全に紙の本を持たなくすることは出来ないですが、確実に量を減らすことは出来ます。
読みたくなったらすぐに読める
Kindleはコンパクトなのにも関わらず、本数千冊分のデータを入れることができます。
ADHD傾向の人は興味の対象がいきなり変わったり、いきなり思い出したかのように「あの本どんな内容だっけ?」と思い、考え始めてしまったら気になって仕方がなくなります。
そんな時にKindleを持ち歩くようにすれば、今自分が一番読みたい本をすぐに読むことができます。
これが紙の本ですとそうともいきません。
数冊だけでも持ち歩くには大変ですし、何がいきなり読みたくなるのかその時にならなければわからないです。
この利点はADHDだけでなくKindleを使う人の誰もが思う、紙の本にはない電子書籍の一番のメリットではないでしょうか。
Kindleの悪い点
ADHDから見た悪かった点や少し使いにくかった点についてもご紹介します。
読み直したいページにすぐ戻れない
いきなり思い出したかのようにある特定の本が読みたくなることは前述しましたが、ADHDからすると一冊の本を読んでる中でも少し前のところを読み返したくなってくることがあります。
そんな時は紙の本であれば、前のページをパラパラとめくって、「この辺だったかな」とある程度の目星をつけて読み直すことができます。
ですが、電子書籍の場合は戻る場合はページ数を指定するか章を指定するかしなければいけません。
紙の本であれば、ページ数やどの章かは覚えていなくてもある程度の感覚でどの辺りかは見つけることができますが、データの場合はこのある程度の感覚で見つけることが不得意かなと思います。
本を読んでいる感触がしない
ADHDの人の中には五感のうちどれかが人よりも敏感な場合があります。
僕の場合、おそらく触覚が少し敏感かなと思うのですが、僕と同じような人は最初Kindleで読むことに抵抗が出るかもしれません。
本を読むときの持ち方は人それぞれがあると思いますが、その時に持っている感触はやはり紙の本にしか出せないのだと思います。
Kindleでもめくるときの感触は紙に寄せてくれていますが、電子機器なのでディスプレイ以外も紙の質感に寄せることは今の所できていません。
また、紙の本特有の厚みもありません。
普通の人から見れば些細な差かもしれませんが、ADHDにとってはその些細な差でもストレスになる人もいます。
それでも使い続けてみたら慣れてきまして今は買ってよかったなと思っています。
まとめ
今回は普通のレビューではなくADHD目線としてのレビューをしてみました。
一般的なレビューではない分、僕としてはメリットよりもデメリットの方を読んでいただきたいなと思います。
しかしデメリットの方をよく読んでいただきたいですが、僕としてはそれでもADHDの人にとっておすすめできるのではないかと思いレビューを書かせていただきました。
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