子供にADHD傾向があることを告白されたご両親へ

コラム

大人になってからADHDを始めとした発達障害であることを自覚し始めた人は、自分でも何十年も気が付かなかったのですから、親が気づいていることはほとんどないと思います。
僕も僕の両親も自分にADHD傾向があることなんて学生のころは夢にも思っていなかったでしょう。

なので、いきなり子供からADHDであることを告白されることもあります。
そんな告白をされた親御さんに向けて気をつけてほしいことを僕が思った中で重要なことを二点お送りします。

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本人は軽い気持ちで告白してはいないということ

僕もそうでしたが、ふとしたことから自分には大なり小なり障害があるのではないかという疑問が生まれます。
そしてその疑問がだんだんと不安になり、不安で押し潰されそうになります。

自分ではわざわざ健常者だと思うことすらしてこなかったのにいきなり「障害者」かもと自分を疑い始めてしまうんですから不安になって当たり前です。
その後も自分で調べたり、病院に行って検査をしたりして、悩んだ挙句ご両親に報告すると思います。

ですから報告された時は、それなりの不安と覚悟を持って報告されたことを覚えておいてください。

「考え過ぎ」、「違う」などの言葉は逆に本人を追い詰める

ADHD傾向であることを子供に告白されたご両親の中には安心させようとしてこのようなことを言うかもしれません。

「そんなの考え過ぎだよ」
「あなたは発達障害なんかじゃないよ」
「今まで普通だったんだから大丈夫だよ」

きっと善意で言ってくれているのでしょうが、本人からしたら頑張って告白したのに逆に追い詰められた気分です。

ある程度の年齢になるまで自分でも自覚がなく生きてこれたということは、自分で考えて行動する力は最低基準には達しています。
そんな人が一切調べずに報告してくることなんか普通に考えてありえません。
さらに自分に障害があるかもしれないと思うようになった原因として、何かしら日常生活や仕事上で困っていることがあります。

それなのに「違う」や「考え過ぎ」などと言われても、本人にとっては何の解決にもなっていないどころか、今まで悩んできたことを全否定されているような気持ちになります。

自分の子供が障害を持っているかもしれない、と親からしたら考えたくないことは重々わかっています。
しかし、それでも否定的な言葉はかけないでください。

まとめ


他にもいくつかありますが、両親に告白したことがある僕が特に親御さんに気をつけてほしいことに絞って書きました。

  • 本人は勇気を持って報告していること
  • その勇気を無下にしないこと

この二点は知っておいてほしいと思います。

最後に、たとえ子供にADHDと言われた後もこれまでと同じように接してください。
そのほうが本人にとっては一番嬉しいので。

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