ADHDでよかったこと

体験談

おそらく「自分はADHDです」と言うとほとんどの人が悲しい目をすると思います。
少なくとも、「それはよかったね」と言われることはまずないでしょう。

それだけ世間的には、ADHDをはじめとした発達障害者に悲観的な感情を持ちます。

他の人よりも劣っているところがある分、そう思われることも仕方がないですが、周りが思っているほど辛いことばかりでは無いような気もします。
そこで、今回は自分がADHDでよかったと思うことについてご紹介していきます。

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周りに優しくなれる

ADHDの人は「容量が悪い」や「仕事が遅い」、「ケアレスミスが多い」などの良くない印象を持たれがちです。
本人としても、自覚はしていますし、なんとか直そうという努力もしています。

ただ、違う見方をしてみると、「できない人の気持ちがわかる」ということになります。

ADHDの方はきっと困難にぶつかった過去があると思います。
そんな経験があるからこそ、何かができない人を見たらダメな奴と思うのではなく優しく寄り添うことができます。

幅広い興味を持つことができる

ADHDの性格として「興味の移り変わりが激しい」という人が多いと感じます。
別の言い方をすれば、「熱し易く冷め易い」。

興味があるものに対しては集中できますが、興味がなくなったものに対してはどうでも良くなってしまいます。

しかし、興味が湧く対象は幅広く、偏っていません。
そのため様々な分野に興味を持つことができます。

たとえその分野に興味が無くなっても、これまで得た知識や体験した経験は自分の経験値として残ります。

興味が湧く対象はあまりコントロールできませんが、幅広い興味と知識を得ることができます。
また、様々な知識を身につけることで固定概念を持つことなく考えることが出来るようになると思います。

自分の個性を知ることができた

人間はそれぞれに個性があります。
しかし、案外自分の個性というものは自分では分からなかったりして、長所と短所が曖昧な方が多いかと思います。

僕もADHDと自覚する前は自分の長所と短所がよくわかりませんでした。
ですが、ADHDと自覚することで過去の自分の行動の意味がわかったり、自分が持っている長所や短所を以前よりも明確に知ることができました。

例えば、

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