ADHDの新社会人は電話対応が苦手

コラム

ADHDはやるべきことが分散されてしまうと、途端に集中できなくなります。
その身近な例として会社での電話の取り次ぎがあります。

特に新社会人にとっては、電話の取り次ぎは避けては通れない仕事の一つです。

では、なぜADHDにとっては電話対応が苦手なのでしょうか。
理由と僕なりの改善策をご提案します。

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ADHDが電話対応が苦手な理由

まず、ADHDにとって電話対応が苦手な理由についてご紹介します。

電話対応は小さなマルチタスクだから

電話対応は新人が行う作業というイメージから、単純作業と捉えられることが多いかと思います。

ですが、これをADHD目線で考えると十分マルチタスクなります。

電話対応を一度細分化してみましょう。

  • 電話に出る
  • 相手の会社名、名前を聞く
  • 自社の取り次ぎ相手の名前を聞く
  • 相手の会社名、名前、自社の取り次ぎ相手の名前をメモする
  • 電話の取り次ぎを行う

この中でADHDにとって最も難しい部分が「メモをとる」ところです。
さらには電話の場合には相手がいるので、「相手の話を聞きながらメモをとる」ことをしなければいけません。

『耳』で話を聞き、『手』で情報を書き記す。
普通の人からしたら何気ない動作の一つですが、ADHDにとってはこの動作を難なく行うためには時間がかかってしまいます。

「それならばメモを取らずに覚えておけば良いのではないか」という意見もあるかもしれませんが、
こちらも困難で、ADHDにとっては聞くことを優先すれば覚えられず、覚えることを優先すれば聞くことが疎かになってしまいます。

以上のように、普通の人にとっては普通の動作でも、ADHDにとってはマルチタスクとなってしまい困難な動作の一つになる可能性もあります。

電話対応を間違えなく行うために

電話対応が苦手な理由については記述しましたので、それに対する自分なりの対応策をご紹介します。

何をメモするのか予め固定化させる

電話への苦手意識をなくすための方法として、何をメモするのかを固定化させておくと良いです。

メモ内容を固定化させることによるメリットとして、それ以外の情報を聞くことや、メモをとることに集中力を割かなくてよくなります。
電話取り次ぎ時に、自分の中でマニュアル化したルールがなければ不安になり、相手の言ったことを全て聞き、全てメモしようと考えてしまいます。
もともと一度に集中できる容量がADHDは少ないので、集中する場所を限定した方が慌ててしまうことや、取り次ぎミスをしてしまうことが少なくなります。

よく電話してくる取引先と自社での取り次ぎ者のリストを作成する

業種や職種によって違いはありますが、会社には取引先会社がある、その取引先会社ごとに担当者がいると思います。
そのため、イレギュラーな場合を除いて「どこの会社が多く電話をかけてきて、誰に取り継ぐのか」が固定化されます。

そのため、ある程度の電話を取ることで先読みが可能となります。
その先読みリストを作成しておくことで、相手の会社名を聞いた時に自分の中で、「○○さん宛の電話かな」と思えることができるので、聞くことにもメモをとることにも集中しなくても、電話の取り次ぎが可能できる場合があります。

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