ADHDはスペシャリストになるべき理由

仕事・働き方

企業に勤めていると、キャリア形成の中で自分がスペシャリストになるべきか、ゼネラリストになるべきなのかを悩む時期があるかもしれません。
そんな時は、ADHDの方はスペシャリストになるべきだと思っています。

では、なぜADHDはゼネラリストよりもスペシャリストになった方が良いのか理由をご紹介します。

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スペシャリストとゼネラリストとは

「スペシャリスト」、「ゼネラリスト」という単語を初めて聞いた方もいるかもしれませんので簡単にご紹介します。

スペシャリスト

スペシャリストとは、特定の分野や専門分野に特化した人のことを指します。

  • 専門的な知識
  • 特殊な資格や技能を有する

などといった特定の知識が周りよりも多いことが特徴です。

ゼネラリスト

ゼネラリストとは、広範囲に様々な知識、技術、スキルなどを有している人のことを指します。

  • 部下やチームをまとめる管理職
  • 総合職

などといった幅広い知識やスキルを使用して人の上に立ち、まとめ上げる人がゼネラリストを目指します。

ADHDはなぜスペシャリストを目指すべきなのか

では、なぜADHDはゼネラリストよりもスペシャリストを目指すべきなのかご紹介します。

興味があることに関して力を発揮できるから

スペシャリストとは基本的に自分が好きな分野の知識や技能を高めて、それを活用して仕事をしています。

ADHDは興味のない分野に対しては力を発揮できませんが、逆に興味がある分野に対しては爆発的な集中力を発揮することができます。
つまり、ADHDにとってスペシャリストになることは、自分の能力を最大限に発揮できるということになります。

むしろスペシャリストには普通の人よりもADHDの方が向いているくらいです。

また、ADHDは興味があることに対して集中し続けることができる「過集中」という特性も持ち合わせています。
過集中によって人よりも早く、深く知識を確保することができます。

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特定の狭い分野だけに集中できる環境が得られるから

ADHDにとって、多方向に気を使わなければいけない状態ほど苦痛で集中できないことはありません。

その点でいうと、スペシャリストは大きな意味で見ればずっと同じ方向を向いて集中する環境が得られます。
開発系のスペシャリストならば開発をメインにできますし、さらにある一つのシステムについてのスペシャリストならばそのシステムの仕事をメインに仕事ができます。

それに一方向に向けて進むことができるということは、ADHDにとって立ち止まることなく集中し続けることができる環境で仕事ができることになります。

まとめ

スペシャリストになることによって得られるメリットに絞ってご紹介しました。
ご紹介したように、ADHDにとってはスペシャリストになることで得られるメリットは十分にあると思います。

ADHDの方にとって自分の進むべき道に迷った際にこの記事が役に立つと幸いです。

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