僕が社会人になってからADHDかもしれないと思った理由

体験談

「大人の発達障害」という言葉があるように、ADHDを始めとした発達障害は子供だけでなく大人でもなっている人は少なくありません。
さらには、大人になってから初めて「自分は発達障害なのかも」と思う人もいます。

僕もその一人で、社会人3年目の25歳で初めて発達障害なのかもと真剣に考えました。
そんな僕がなぜ自分は発達障害かもと思い始めたのか、実体験をもとにご紹介します。

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ずっと座り続けることが辛い

僕はデスクワークで仕事をしています。
しかし、ずっとパソコンの前で座っていると苦痛でストレスが溜まってきてしまい、トイレや飲み物を買いに行くことを口実に定期的に席を立ってしまいます。

その頻度が周りよりもだいぶ多く、「何でこんなにじっとしていられないんだろう」と思うようになっていきました。
学生時代は1つの授業が50分〜90分で、定期的な休憩が頻繁にあったのでそこまで気にしてはいませんでしたが、社会人になり長時間休みなしで座っていることが多くなり、自分は長時間じっとしていられないと感じるようになりました。

集中できる仕事と全く出来ない仕事の差が激しい

僕はIT会社で仕事をしていますが、プログラミングをしている時などの自分ひとりでできる仕事の時は集中できます。
しかし、設計書を書いて、不明点を先輩に確認して、お客さんに確認して、設計書を直すといったような、作業と作業の間に人と話したりするために自分の今していることとは別のことを考えなければならない仕事の仕方は全く集中できませんでした。

学生時代のころは完全に集中できていなくても課題は終わらせることができていました。
しかし、それが仕事となると集中できていなければ、集中できている時との生産性の差が顕著に出ていました。

ケアレスミスがいつまでたっても減らない

社会人1年目のころはケアレスミスをしても、「ただ仕事にまだ慣れていないだけ」と思い何回もやっていけばミスなくできるようになるだろうと思っていました。
しかし、社会人3年目になっても目に見えた成長を感じることができていませんでした。

自分では完璧と思って出した書類も先輩が一目見ただけでケアレスミスを見つけて注意されたことが何度もあります。
何度直そうと思っても何を直せば良いのかわかりませんでした。

社会人になってから、学生の何十倍も提出書類が増えその分ケアレスミスが発生する頻度も増えたのではないかと思います。

スケジュール管理ができない

一般的に仕事には期限があり、それまでに終わらせないといけません。
そのために何をいつまでに終わっていなければいけないかとスケジュールを立てると思います。

そのスケジュールを立てる方法というかやり方が分かりませんでした。
スケジュールっぽいものは作ることはできますが、それが実際にできるスケジュールなのか分かりませんし、どうすればこのスケジュール通りに行うことができるのかが分かりませんでした。

社会人は期限との戦いということはわかっているのですが、どうもその期限までに終わらせるためにどうすればいいのかはわかってもいつまでにすればいいのかわからず、結局期限ギリギリになってしまったり過ぎてしまったりします。

周りの音がうるさく感じる

こちらはADHDというかアスペルガー障害なのかなと思いますが、ふとした時に周りの雑音がとてつもなくうるさく感じてしまって、全く集中することができない状況になることがあります。
また、いきなり話しかけられると敏感に反応してしまうことがあります。

アスペルガー障害は五感の一部が敏感になると言われていますが、僕はそのなかの聴覚が敏感なのかなと思っています。

まとめ

改めて実体験を列挙してみると、学生のころは些細なことだと思っていても社会人になった瞬間から気づくことが多いなと感じます。
大人になってから発達障害と思う方たちの中には僕と同じような経験があって悩んでいる人もいると思います。

この記事を読んでそんな方にとって、その悩みはあなただけじゃないよと思ってくれたら幸いです。

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